配当投資、どう始める?戦略を固めるまでに考えていること

配当投資

こんにちは、こつこつ配当パパです。

このブログでは、「家計に役立つ配当投資」をテーマに、投資初心者の私がコツコツ積み上げていくリアルな日々を記録していきます。

前回の【初期記事1】では自己紹介とブログの目的を書きました。今回はその続きを兼ねて、「なぜ配当投資を始めたのか」「どんな銘柄を保有しているのか」「戦略が定まっていない今、どんな軸で考えているのか」など、スタート地点の“モヤモヤ”をそのまま言葉にしてみたいと思います。


なぜ配当投資なのか?初心者目線のきっかけ

投資にはいろいろなスタイルがありますが、私が配当投資に興味を持ったきっかけは、主に以下のような生活に根差したものでした。

家計を少しでも軽くしたい

我が家は子ども2人の4人家族。
近い将来、住宅購入&住宅ローンの返済がスタートし、教育費や車の維持費も本格的にかかってくるタイミングです。

日々の家計は地道に見直しているものの、「収入がもう一つあると気持ちが楽になるのに…」と感じることが増えてきました。

そんな時に出会ったのが**“配当金”という仕組み**。
株を持っているだけで、3か月や1年に一度、企業からお金が振り込まれる。

最初は「そんなうまい話があるのか?」と疑っていましたが、仕組みを学ぶうちに、「これはうまく活用すれば“生活のサポート”になりそうだ」と思い始めました。

時間がない中でも続けられる投資をしたい

現在の仕事は日々の業務が割と非定型で、予測できない作業も多くあります。
そのため、日中に頻繁に株価を見たり、タイミングを計って売買したりする短期トレード型の投資は、そもそも向いていません。

配当投資は、基本的には長期保有を前提に据えるスタイル
株価の上がり下がりに一喜一憂せず、「保有しておくだけで自然に成果が得られる」というのは、本業との両立が求められる私にとって大きな魅力です。

成果が“見える化”しやすい

株の含み益は、あくまで「売ったときにどうなるか」という将来の話ですが、配当金は実際に口座に振り込まれる“実現利益”

たとえ数百円でも、「このお金で昼食が浮いた」「電気代の一部になった」という小さな成功体験が積み上がっていく感覚は、思った以上にモチベーションにつながっています。


現時点の保有銘柄

まだ投資額は大きくありませんが、以下の主に以下の4銘柄を保有しています。

  • BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
  • EC(エコペトロール/コロンビア国営石油会社)
  • MO(アルトリア・グループ)
  • JT(日本たばこ産業)

いずれも高配当銘柄で、かつ消費安定性やインフラ性の高い事業を行っている企業です。

特にタバコ銘柄(BTI、MO、JT)が中心になっていますが、これは

  • 高い配当利回り(6~9%)
  • 営業利益率が高く、景気の影響を受けにくい
  • 長期的に見て安定的なキャッシュフローが期待できる

といった理由から選んでいます。

ただし、タバコ業界全体が抱える規制リスク・ESG問題・縮小市場といった課題も無視できないため、決して盲信しているわけではありません。
それでも、「今の自分が必要とする“現金収入”に一番近い」と判断して、あえてリスクを承知の上で組み込んでいます。

今後は、こうしたディフェンシブ銘柄だけでなく、公益株や高配当ETFなども検討してリスク分散を図りたいと思っています。


今考えている3つの軸

まだ「こうする!」という確固たる方針があるわけではありませんが、自分なりに以下の3つを大事にしながら戦略を組み立てています。

① 高すぎない利回り=安心感の目安

配当投資の世界では、ついつい利回りばかりに目がいってしまいます。
たしかに、表面利回りが8~10%ある銘柄は魅力的に見えます。

ただ、実際には、

  • 業績が不安定で、近いうちに減配のリスクが高い
  • 株価が大きく下落していて結果的に利回りが高く見えるだけ
  • 無理に配当を維持していて財務が悪化している

といった“罠”が隠れていることもあります。

私は目安として、利回りが6~7%前後で、配当性向が高すぎない銘柄を基準に考えています。
「利回りが少し低くても、長くもらい続けられるほうが結果的に効率的」と考えるようになりました。

② 海外と国内のバランスを考える

今は米国株(ADR含む)が中心ですが、為替リスクや税制面も含めて、日本株やJ-REITにも分散したいと考えています。

たとえば、

  • 1489(NF高配当J-REIT):J-REITの中でも利回りが高く、月次分配で家計連携がしやすい
  • 1343(NF東証REIT指数):REIT全体をカバーできるインデックス型

など、国内資産も少しずつ取り入れていくことで、為替と税金のブレを吸収できる体制を整えたいです。

③ 配当金の“出口”を意識する

投資というと「お金を増やすための手段」と考えがちですが、配当投資では**「お金をどう使うか」**がむしろ大事だと思っています。

  • 子どもの学用品代にあてる
  • 車の車検代に使う
  • 冠婚葬祭や急な出費の一部に充てる

など、家計に実際に“効いてくる”場所にあててこそ、配当投資は本当の意味で家計とつながります。

私も、まずは年間数万円の配当金を目標に、少しずつ「これは配当で払った」と実感できる経験を積んでいきたいです。


迷いながらでも、一歩ずつ

正直に言うと、配当投資は「これが正解!」というものがありません。

  • 人によって目的が違う
  • 家族構成や収入状況で最適解も変わる
  • 市場環境も常に動いている

だからこそ、迷いながら・学びながら・試しながら、自分なりの道を作っていくしかないのかなと思っています。

このブログでは、そんな「迷っているけど前に進みたい」という過程も含めて、記録していきます。


次回予告:保有銘柄の主軸、BTIについて掘り下げます

次回は、現在私のポートフォリオの中核を担っている**BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)**について、もう少し掘り下げてご紹介したいと思います。

  • なぜBTIを選んだのか?
  • 配当利回りと持続性は?
  • リスクや今後の展望は?

など、実際に保有している視点から、リアルな感想や調べたことをまとめていきます。


最後に

配当投資は、「投資」と「生活」が地続きになる数少ないスタイルのひとつだと思います。
私のように、まだ戦略が固まっていなくても、まず一歩踏み出してみることがすべての始まりです。

このブログが、どこかで同じように迷っている方のヒントになればうれしいです。
これからも一緒に、こつこつ、着実に積み上げていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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